1. HOME
  2. ブログ
  3. 豆知識
  4. 【お墓に使用する石】価格の付け方について御説明致します。

BLOG

ブログ

豆知識

【お墓に使用する石】価格の付け方について御説明致します。

こんにちは、目黒区でお墓の墓石販売をしています、

(有)渡辺信也石材の渡辺です。

お墓に使用する石材の金額は

不透明な感じがして解りにくいですよね。

石材製品単価(問屋さんが町の石材店さんに卸す価格)

が庵治石(香川県産)は真壁石(茨城県産)の約10倍ほどの

差が有るのですが、信じられますか?

お墓に掛かる費用の詳細はこちらをご覧ください。

お墓に使用する石の金額ってどのように

決められているのでしょうか?

解りやすくご説明して行きたいと思います。

 

・大きい原石からの製材率

・独特な石目・色

・各現場への配送(1番重要です)

   大きい原石からの製材率   

 

「原石」と呼ばれる状態になるまでに、

ほとんどの石は捨てられてしまうのですが

理由は一言でまとめると

「お墓にふさわしくない」からです。

原石として山から採れる確率は真壁石で

開発面積の約30パーセント位で

庵治石は2~3パーセントだそうです。

それから工場で加工をして、さらに絞り込んでいくので

奇跡的な数字になってしまうわけです。

 

真壁石についてはこちら

   独特な石目・色   

 

上の画像は弊社工場に展示してある

庵治石の8寸角ですが、

最大の特徴は「斑」と呼ばれる独特の石目です。

戦後 1番高級な石は本小松石でしたが、

昭和50年代頃から、この庵治石が

逆転し日本一高価になったそうです。

この石目(ふ)が少しでもムラになると

凄く変に見えるので出荷されません。

とにかく希少なんですね。

   各現場への配送   

 

私はこの点が1番大きいと考えて、

以下に違いをまとめてみたいと思います。

①庵治石の配送方法

庵治石は例え中国で加工されて

仕上がったものでも、産地に戻して

から出荷するため、陸送費が掛かり

自然と価格が高くなっていきます。

※国内工場の都合で中国に

委託加工はするが、原石は販売していません

②真壁石の配送方法

真壁石は中国から船で流通しているので、

中国から各港への運搬となります。

中国工場と港の着値で取引出来るため、陸送費が

かからずに、日本全国で同じような

金額で取引き出来てしまうのです。

※原石を中国に販売している為

   最後にまとめ   

 

真壁石は材質が安定しているため、

流通しやすく、価格もお手頃。

日本で一番使用されている理由が

お分かりになった事でしょう。

一方で、庵治石は中国に決定権を与えず、

独自のブランドを確立しながら、

発展していく事でしょう。

どちらが正しいという判断は出来ません。

真壁石は好きなんだけど、

加工は国内工場という方は

私達にご相談ください。

いかがだったでしょうか?

もっと詳しく知りたいなどの要望・ご相談がございましたら
こちらからお問い合わせください。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

渡辺
渡辺
私が代表を務める石材店のホームページです。
ぜひ、ご覧になってください ↓

会社のホームページはこちら

━ラインでもご相談を受け付けております━

友だち追加

━お電話のお問い合わせもお待ちしております。━
☎  03-5704-4612
茨城 0296-55-2177

関連記事