真壁石産地に伝わる石屋の仕事始めを教えて頂きました。
平成27年度より4年間の後継者育成事業で
お世話になりました加藤石材さんに於いて
真壁石産地に伝わる仕事始めを教えて頂きました。
私の渡辺石材ではおじいちゃんの代で一度廃業したので
そのような風習は有りませんでした。
肝心の伝統工芸士試験は令和元年10月に行い、
今年2月に発表予定のため合否はまだ解らないです。
作業内容の説明を受けました
加藤さん(親方)から作業説明を頂きました。
七 五 三 と線状にのみで切り跡を付けて
脇に当たり矢を書く(今回は石が大きいので当たりが5輪)
例年は目勘(墨付けなどを行わずに勘だけで作業)
で行うらしいのですが、今回は私たち若い衆が
いるので、特別に墨付けしてもらいました。
作業開始
早速 作業開始です。
年長者から 加藤さん(親方) 加藤さん
寺西くん 私の順でのみで切り跡を
スジ状につけていき、
約30分くらいで作業が終わり
フォークリフトで石を起こしました。
・お供えするものは
塩 かつお節 お酒 お塩 石工道具
(石頭 こやすけ 差し金 のみ 墨指し)をお供えし
2礼2拍手1礼を行い、お清めの酒を口に含んで
行事は終了しました。
行事で感じた事
普段の仕事中はお墓や灯篭に適さない
石を見分ける事に一生懸命となり、
選別の目で見る事が多いので、
石を祀るという感覚を忘れていたかもしれません。
今後は石に生かされている事を
毎年の確認行事として
私達も始めていこうと思いました。
今回も貴重な体験をさせて頂いて
少しずつ成長していきたいと考えております。
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