【死後の選択】撒葬について
様々な事情・要望により、海洋葬など新しい形で死後の選択が追加されました。
墓地・埋葬などに関する法律 詳しくはこちらをご覧ください。
によりますと、「埋葬」というのは死体を土中に葬る事だそうです。
海や山に撒くことを商売とする業者さんの考え方は、
山や海に遺骨を撒く行為に法律的の公式見解は無い＝法には触れない
と解釈しているようです。
新聞や本などによると、海洋葬を望む人の意見には
以下のような理由が有り、良い点と悪い点をまとめてみました。
そして海洋葬が迷惑になってしまう事も以下に
書き加えました。
①故人が海を好きだった
②残った家族に迷惑を掛けたくない
③海で生活をする人には迷惑を掛けるかも？
目 次
①故人が海好きだった
神秘的でもあり、時には荒れて怖いときも有る、
海は生命の源と言われるように非常に多くの恵みを
私たちに与えてくれますよね、
そんな大好きで雄大な海だからこそ死後は自然に
帰りたいと考える自然回帰志向の方に人気のようです。
しかも費用まで手頃で抑えられて最適・・・
と思っていても、残った家族が後悔する事も有るようです。
・お骨を撒いて少し落ち着くと、家族が落ち込む事も有る
お骨を撒いてしまうと後から回収することは出来ません、
残った遺族はその判断が本当に正しかったのか、
自問自答を繰り返し、自分を責めてしまう人もいるようです。
②残った家族に迷惑を掛けたくない
故人の墓石や樹木を残すことで家族に迷惑がかかるのでないか？
そして費用を抑えて少しでもお金を家族に残したい。
と思い散骨葬にする方も多いようですね。
ここでも注意するポイントが有ります。
・親戚一同でお参り出来る場所が無い
故人の兄弟や親戚は１周忌や３回忌を行って欲しいと
遺族に伝えるかもしれませんが、お線香・お花をあげる場所がないので、
行う事ができません。
・供養したくても仕方が解らない
亡くなってから、故人への思いが強くなる、
という事も良くお聞きします。
お坊さんとのお付き合いも無く相談する相手も居ない方、
迷った時は、在来仏教の悩み相談に
相談してはいかがでしょうか？
話すことで自分が何に悩んでいたのか、
再確認できる良い機会になるかもしれません。
③海で生活をする人には迷惑を掛けるかも？
３つ目の見出しは
もしかしたら迷惑をかけているかもしれませんよ？
という事も考えてもらうきっかけになれば有難いです。
・日本人は生活と遺体を上手に分けていた
日本人は死体が連鎖的な不幸を呼び込むのでは
ないかと恐れて来ました。
確かに嫌な事は続いて起きることが有りますよね。
そのため魂の成仏という気持ちが発展したのでしょう。
海洋葬で人気の地域は東京湾と神奈川県湘南ですが
人気の観光場所でも有ります、お骨を撒かれる事で
嫌がる人もいるのではないでしょうか？
・風評被害を与えない程度に
撒いたお骨は海流に乗りどこか遠い所へ流れて行くのでしょうが、
風評被害というのは、沢山の人を苦しめます。
画像のような干物屋さん ホテル 民宿 飲食店
数え切れない業者数・人の数になる事でしょう。
最後にまとめとして
お骨を海に撒くというのは、故人の希望であっても、生前に
納得するまで家族と話し合いましょう、
１度撒いてしまえば、回収は不可能です。
故人の兄弟や親戚のご理解も頂くと良いでしょうね。
家族に迷惑が掛からないかもしれませんが、
その大好きな海を生活の糧にしている方も
いらっしゃいます。
その様な方に迷惑だけは掛けないように心配りを。
いかがだったでしょうか？
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今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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