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豆知識

【墓石】の面取り加工 種類をご紹介します。

「面取り」という言葉からは煮物で根菜類の

下ごしらえを連想する方が多いことでしょう。

 

実は私達が扱う石材も欠け易い性質上、

全てのカドへ面取り加工をしています。

 

上記写真は全てのカドに施している

【糸面加工】

基本的な3種類の面取り加工をご紹介いたしますので、

お墓づくりのワンポイントとして参考にしてはいかがでしょうか?

・平面(ひらめん)加工

 

・丸面加工

 

・銀杏面加工

 

   平面加工   

 

太く平たい面を取ります。

 

印象を付けたり厚ぼったさを

軽くしたいときに加工します。

 

 

・印象付けが必要な箇所とは

 

 

石碑全体をビシャン仕上げや

小叩き仕上げを行うと、色の濃淡が薄くなり、

背景と見分けがつきにくく、少し小さく見えてしまう

石種が有るのですが、

 

その様な石種は面を磨くだけで

雰囲気が明るくなり大きく見えます。

 

   丸面加工   

 

丸い面を取り、軟らかく見せたり

怪我を防いだりする事で加工します。

 

1番の特徴は手触りが軟らかいことに有るでしょう。

 

石碑本体を丸める事もありますが、

付属品(花立・水鉢・燈籠のかど)に

加工されることが多かったです。

 

しかし、中国からの輸送時に石が欠ける事を

防ぐため いろいろな場所を

実用的に丸面加工を使用した事から、

最近は非常に多くなった加工です。

 

   銀杏面加工   

 

江戸時代のお墓は非常に多く

施されている加工です、

一見すると派手さはありませんが

全体を仕上げると縁取りが額のように

影を出して、お墓を引き立たせます。

 

非常に手間のかかる仕上げで

職人の腕が試される加工です。

 

   最後にまとめ   

 

物理的に欠けやすい場所は石材店による

暗黙の了解で太く面取りをしている

箇所も有りますが、それ以外は

ワンポイントとして面取りを

取り込めます。

 

色々と考えてお墓を造る事で

非常に愛着の持てるお墓が出来上がることでしょう。

いかがだったでしょうか?

もっと詳しく知りたいなどの要望・ご相談がございましたら
こちらからお問い合わせください。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

渡辺
渡辺
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