墓石について
文字彫刻と家紋彫刻
目 次
正面文字の仕上げ方
文字の彫刻方法は一つではありません。基本は彫りこむのですが、文字の断面形状が様々なので、好みに合うものを選んで下さい。
サンドブラスト仕上げ
1番標準的な彫り方です
ゴムを切り取って抜いて、残ったゴムが養生してくれる仕組みで,この工法が開発されてからは、格段に文字彫刻の技術が進みました。
サライ彫仕上げ
薬研彫り
文字の輪郭を深く掘り、輪郭の内側は浅く
磨き面が落ちる程度に掘り進めます。
立体彫り
文字の輪郭を深く掘り、輪郭の内側は浅く
磨き面が落ちる程度に掘り進めます。
お墓に刻む文字の書体について
お墓に刻む文字の書体は大きく分けて楷書 行書 隷書の3種類からお選び頂きます。
その他にこだわりがある方は書家先生に書いて頂くことも出来ますのでご相談ください。
楷書体
文字を崩さずに書かれた書体です。
一画ずつを丁寧に書くため読みやすく
落ち着いた印象を与えます。
行書体
筆を繋げて使用する事もあるので、柔らかい印象となります。
さらに強くくずした文字は草書体となります。
隷書体
左右の払いで波打つような筆遣いをして、
一字一字が横長で優しい印象を与える文字です。
中国では紀元前 秦の時代から使用されたようです。
家紋の彫刻方法と意味
家紋の彫刻方法は主に左記写真の「浮し彫」石が小さくて枠を付けられない時は周囲に細い筋を設けて彫ります。
家紋を彫るようになった意味とは?
家紋は使用する機会も少ないので、自分の家紋が解らない方も沢山いらっしゃいます。お墓に自分の根源となる紋章を刻んで、家族で共有しましょう