今更ながら真壁石について
今更なんですが、私の住む桜川市真壁町で採掘されている真壁石について、私の知っている範囲(石屋目線・難しい数字はこれから勉強します)でご説明させて頂きまして 少しでも興味や愛着を持っていただければと思います。
私達で採掘はしていませんので、お付き合いの有る採掘元から分けて頂いているのですが、採掘場所によって同じ真壁石でも硬かったり、色の濃い、薄い等が有るんですよね、面白いとおもいませんか?
石の成分は石英・長石・雲母などからできているようです。真壁石の生成は6千万年前とも7千年前とも言われているようです。
原石はこんな様子で山から降りてきます。
石屋目線からですと、普通の小目より青小目石の方が硬いんです。専門的な事なのですが、切削や磨きは石に摩耗しながら、新しいダイヤを出していくように出来ているのですが、そこが硬いとゆうか粘りが有るんですよね。インドのクンナム(黒御影石)などは石としては硬いんですけど、切削や磨きはダイヤのノリが良いんですよね。本小松石などは切削や磨きのダイヤは切れないんですけど、砥石の食い付は良いんですよね。うまく伝えられていないと思いますが総合的に真壁青小目石は硬いんですね、艶の持ちがよいですし。艶持ちが良ければ汚れも付きにくいですし、付いてもお掃除がしやすい訳です。
磨くとこの様に艶がでます、この艶もやはり青小目石の方が良く出ます。
どうでしょうか?少しでも興味や愛着がでましたか?関東の方には是非、お勧めしたい国産石材です。
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